会社を辞める前にできることをやってみた結果(2)
会社を辞める前にできることをやってみた結果(1)

このまま体調不良でここをいなくなってしまうかも。
医師に休職を勧められたはいいが、戻るにしても何かが改善されてないと戻ったら体調不良も再発するだろうし、
辞めるにしたって残された人たちもずっと耐えることになる。

私がここから(一時的だったとしても)何も言わずにいなくなることは、
何の意味もないかもしれない。

ここまで苦労したこと、その人が辞めたり居なくなれば、ずっとここはこのままなんだな。

そう思ったら、なんか苦労して部署ないの人間関係や業務の調整を頑張ってきたのももったいなく思えて・・・

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まあ、辞めちゃったら別に私には関係ないって思うのもありなんだけどね。
ここまで人間関係作ってきて、わたしはまだ辞める決心はできてないし、
もったいないし、残される人に恩返しできてないのが心残りになる気がした。

だからわたしは思い当たる「心配してくれていた人」「話を聞いてくれそうな人」に思いを聞いてもらうことにした。

思い当たる人で、候補は「隣の部署の仕事で絡む上司」と、「関連する元の部署の部長」を選択してみた。

私が所属する部署の内情を少なからず知っていて、管理職でいる人。

とにかく意見を聞いて、どう動いたらいいかアドバイスをもらおうと考えた。
あと私が突然休職していなくなったにしても、理由を誰かに知っていて欲しかった。

二人ほど、上司を捕まえて話を聞いてもらった。
共通のアドバイスがあったのは・・

本総長(本部の一番の偉い人)に直接問題を伝えるということ。

「話聞いてもらえるんですかね?私なんかが行って・・・」

と驚いたが、「きっとあの方なら大丈夫だよ」と背中を押された。

「それにしても、まるで遺言みたいだよね~」

と、その上司たちには笑われた。
笑ってくれて私はホッとした。

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遺言は大げさにしても、私が意を決して自分に話をしてくれたことを
真剣に受け止め、聞いてくれたことが伝わった。

どこの職場にもキーマンはいるんだなと思った。
そして、こうして仲間を作っていく、理解者を探していくのは
一種のゲームみたいだと思った。

どこか、開けていきそうなこの状況を楽しめている自分もいた。

下準備として、やれるだけのことはやった。

そして、産業医面談があり、やはり私の体調は休んだほうがよいと判断された。

産業医のアドバイス通り、私はやっぱり休むことにした。
自分の体が何より大事。

精神的には大丈夫なつもりでも、心臓に来ちゃってるのが何より証拠。

もうひとり、職場でお仕事が出来てバリバリのママさん同僚がいて、
その人に、最近私が疲れからか仕事のミスしちゃって怒られてから
苦手意識持ってたんだけど、部署が違うにも関わらず話しかけて事情を伝えてみた。

そしたら、思ったよりさら~っと話せて、ホッとした。

ほかのよく話してた同僚にも、ずっと体調不良のことは話していたし、
私の業務を引き受けてくれる人も現れ、
思ったよりスムーズに、休職に入ることができた。

遺言は名言だったなと思うけど、
私はやることはやった。

心臓を治して、またここに戻ってこよう。

そのときに、状況が変わってなくても、こうして話を聞いてくれる味方はいっぱいいたんだって、
それがあるから戻って来れそうな気がする。

この時はそう思った。

でも未来はわからないけど、とにかく、仕事より人間関係より、
体のために一旦頭をリセットしよう。

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