小学校、中学校の頃はそれなりに学級委員や生徒会を務めて、根拠もなく自信があったけど、
高校生くらいから、どんどん自信がなくなっていって、
何をするにも人の顔色が気になるようになってしまった。

中学校までは割と上位だった学校の成績は高校ではビリの方だったし、
部活動もやりたくないものをなんとなく友達に流されてやるようになって
毎日、雨が降らないかなとか、家に帰りたいとか、学校を休めば部活もそのまま行かなくていいので
ズル休みすることばっかり考えて・・・

高校では、クラスで友達に嫌な事されても嫌だって言えないで笑ってごまかしちゃう日々。
話題がないので自分の好きな男の子(これも無理やり作り上げて)の話をして
「○○くんがね、こうでね」と恋ばなにして、友達と会話を繰り出すというアホな私。

ある日学校に行ったら、みんながよそよそしい。
私が好きだと言っていた男の子をほかの女の子も好きになったらしく、
私とその子に気を使っているという変な空気になり、私はなけなしの恋ばなも使えなくなった。

本来だったら恋のライバルというところだったんだろうけど、たいしてショックでもない私は
ある意味「嘘に嘘を重ねた状態」だったのだろう。

話題がないなら話さなくたって良かったんだし、
部活だって辞めたいならやめても良かった。

親の顔色を気にして進学校を受けなくても良かった。

私はもっと私のしたいようにしてよかったんだと思う。

これらのエピソードだけが、「人に嫌われるのではないか」と思うようになってしまった原因ではない。

いくつもの出来事が重なって、私は自分に自信がすっかりなくなり、いつも人の顔色や出方を気にしながら生活するようになってしまった。

窮屈なので、人と会うと疲れるのでなるべく合わないように、積極的に人を誘うのを辞めた。
友達と予定が入っているとそれだけで嫌気が差して、ドタキャンしたくなる。
ドタキャンする勇気もないので、当日なんとか出かける。そしてちょっと遅刻する。
相手は優しいので、ちょっとの遅刻くらい、ごめんねというと気にしないで!と返してくれる。

人に嫌われるかもしれない、というのを気にして生きているのが疲れて。

そして最近、アドラー心理学の本に出会った。
タイトルは「嫌われる勇気」。

嫌われる勇気ってなんだろう・・・私に一番ないものかも知れない、と思った。

ようは、自分が好きに生きるためには嫌われても仕方ないということ。
嫌われることをわざとするということではない。
自分がこうしよう、と思ったときにそれをしたせいで自分が嫌われることになっても、それが自分の生き方なんだから貫き通せということ。
自分が自由に好きに生きていくには、誰かに嫌われるかもしれないけどそのくらいの犠牲と覚悟は必要だということ。

そして、ある人に嫌われても、その他の人には好かれるんだよってこと。

ある人に嫌われたとする。
でも、自分の人生の中で必要なのはその人だけじゃないし、その人に嫌われても自分の気持ちを押し通した結果、
もっと自由だったり、もっと自分の行動に賛同してくれる人と出会えるかも知れない。

スポンサーリンク

恋愛も同じで、ある一人の男性に振られたとしても、世界中の男性から嫌われるわけではないのと同じ。
また別の男性が私のいいところを気に入って好きになってくれることだって大いに可能性がある。

目の前の人やコミュニティに自分が合わなかったり馴染めなかったとしても、
それが世界の全てではなくて、小さなごく一部でしかない。

だから、嫌いな人がいてもその人のせいで毎日の気分が台無しになったり、不幸な思いをしたりするのなんてもったいない。
他の好きな人や自分を受け入れてくれる人に目を向けて、違う場所で自分が生きていけることに気づいていけるようにしないと。

私は今までは、ある一人の人間関係に固執したり、そのせいで憂鬱な気分になったり、
嫌いな人の誘いを断ることができなくて、一緒の時間を過ごし、その後疲れきってますますその人を嫌いになるどころか、
その人と別れたあとにストレスのあまり過食するなんてことが日常茶飯事だったけど、
一部の嫌いな人のために、自分のことを犠牲にすることなんてなかったんだと、今なら思える。

そして、嫌いな人がいてもいいのなら、自分を好きになってくれない人がいても仕方がないということだし、
自分も、好きにならない権利があってもいいし、嫌いになる権利もある。

だから、結局のところ、人に嫌われないようにするなんて無理なことで、
逆に言えば「おこがましい」とすら言える。

そもそも、嫌いになるならない、好きになるならないも、コントロール不可なこと。
だったら、嫌われないように、なんてびくびくして過ごすより、自分の思うとおりに振舞って行動して行くのが一番だと思う。
自分のためにも相手のためにも。

坂上忍さんとか毒舌キャラとか言われているけど、あの人も好かれようと思って行動してない結果、
そのキャラが受けて俳優業以外でもバンバンテレビに出るようになった。

毒舌でひどいことを言っているようにも見えるけど、嫌いな人には嫌われてるけど
あんなにすっぱりさっぱり意見を言えるなんて羨ましい!と好かれる人には好かれてる。

嫌われるのも好かれるのも表裏一体。
他人をコントロールできないのだから、思い切って自分の思うとおり行動してみよう。
そのままの自分で受け入れてくれる人はたくさんいる。
直したいところは直す。
でも基本的には自分は自分でいい!

自信を持つとか持たないとかじゃなくて、不可抗力。

嫌いなものは嫌いでいい!
好きなものは好きでいい!

嫌われたと思っても他に行け!
行動しないと、人生終わっちゃうよ。

スポンサーリンク