勉強のやる気が出ない時

私もやる気が出なくて困ることがあります。
原因は分からず。
ただ、ひとつだけ言えることは「それを今やらなくても現状困っていない」ので必死でやらないのだと思う。

そんな中、あるネットの記事を見て、感心しました。

それは、東進ハイスクールの林先生の言葉。

「やる気がない生徒に対してどうしますか?」という質問に
林先生は
「やる気がないなら辞めなさいという」
と回答。

それはテレビだったのですが、周りからブーイングが起こった。
先生なら、やる気がない生徒にやる気を出させるのも仕事でしょ!みたいなこと。

林先生は、どうして辞めなさいと言うのかという理由を説明しました。

林先生は、東京大学である教授の一言が忘れられないそう。
自分はあまり人に影響を受けないが、その言葉だけが印象に残っているとのことで「やる気がないなら辞めなさい」という発言につながったんだって。

教授の言った言葉は、こんな感じ。

「勉強は贅沢なもの。
 世界には貧しくて教育を受けられない人もいる。勉強したくてもできない子がいっぱいいる。」

私は、なるほどと思った。
勉強するお金があったら、命のためにとにかく食べることが先という生活の人もいる。
教育をうける前に、服や家がない人もいっぱいいる。

学校に行き、教育を受けたり、将来のために勉強をするって、そういう生活の基盤ができている上で成り立ってるんだなと思った。
衣食住に困らない、幸せな環境だから勉強ができるのだ・・・

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私も学生生活は離れて長い。
資格試験を受けたりするのも身が入らなかったり、だら~っとやってしまうこともある。
私は高校生くらいの時から、両親の不仲で心が不安定になって、勉強どころじゃなかった。
それで最低の成績でなんとか卒業した。
でも貧しい人からしたら、ありえない贅沢と、もったいなさだったよね。
そのあと、なんとなく短大を卒業して、フリーターになったり・・・
短大の時の勉強も、専門的な分野で資格ももらえたけど、もっと深く勉強すれば良かった。

その後社会人になってから、通信大学に編入した。
それも、なんとか8年かかって卒業。

今現在も勉強していることがあるけど、やる気が出なくて現実逃避することがある。
こうして学べること、やりたいと思った時に本一冊変えることすら、すごいことなんだ。

勉強できること、これはかなり恵まれている証拠なんだ。
とてもありがたいこと、私はそれを感じられていなかったんだね。

逆に言えば、勉強する気がないなら。やめる方を選んだって悪いことじゃないと思う。
だらだらやるよりよっぽどいい。

勉強のやる気が出ないときは、
自分の環境が恵まれていること、勉強は贅沢品であることを思い出して、
なんのために勉強するのかありがたみをもう一度考えてみよう。

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