今、銀色夏生の小説を読んでいる。
その中でふと気になった言葉があったので書き留めておきたいと思う。それは、病気の原因は
「食べ過ぎ、考えすぎ、運動しなさすぎ」
と書いてあったこと。
私はこの3つをとても自覚している。
食べ過ぎ
まず1つ目の食べ過ぎについては、今年はストレスを感じると何か食べたくなってしまう。
甘いものもいつも食べているがチーズやお煎餅などしょっぱいものも結構好きだ。
ストレスが溜まっていたり、イライラしたりするとぼりぼりと何かを噛み砕きたくなってしまう。
そして甘いものがご褒美だったりもする。
そうすると結局すべて脂肪になっていく。そして太っていることにイライラし、また何かを食べたくなってしまう。
以前の過食症の時ほどではないが、家にいると常に何かを食べてしまう。
その後職場復帰してから職場では間食するとような事はさすがになくなったけど、家に帰ってきてほっとしたり土日におやつを食べたくなってしまう。
これらの、行動的な癖については、自覚もあるし直していきたいと思う。
そうすればダイエットなどしなくても痩せるし、歯にとっても良いだろう。
ストレスがあるときは体を動かして解消するという癖をつけていきたい。
考えすぎ
2つ目の考え過ぎについて、これもかなり自覚がある。
考え過ぎて、良い思いをしたことがない。
最近は「下手の考え休むに似たり」をモットーに、嫌なことを考え続けていると気づいたときには、意識して強制的に考えるのを遮断するよう努力している。
過去の嫌なことを思い出している時間はもったいないし、未来の心配を延々としたところで希望通りになるわけでもない。
考えれば考えるほど心の重さは増していって重すぎて耐えられなくなる。
苦しくて暗闇の中にいるみたいになって、どうしようもなくなる。
食べ過ぎの過食も、嫌なこと不安を反芻する考えすぎも、リストカットや中毒と一緒で自分で自分を傷つける行為だと思う。
30代後半になって、そして結婚妊娠出産をして、やっと気付いた。
自分で自分を傷つけてずっと苦しんできた。
自分を大切にすることをまずは考え、心がけ、意識し、行動するようになった。
つまりそれが、幸せになるためになるということ。
運動しなさすぎ
3つ目の運動しなさすぎ。
これについては今まで運動は必要だと思ってもなかった。
外に出て日の光を浴びるのが、日焼けするから嫌だった。
日焼けして、コンプレックスだった顔のシミが増えるのを避けるためだ。
食べ物さえあれば、家の中に何日でもいられる。
といって自慢していたが、どうやらそれは自慢にならないらしい。
それに最近は、子供抱っこするせいだと言うけど、肩こりが激しい。
そして足の関節が痛かったりする。
子供と遊んでいる時に、足が痛くて遊んであげられない時がある。
子供が困っているときに助けてあげられないのではないだろうか。
そう思ったら痛みによって体に不自由があることは、かなりのリスクになる。
それに子育てが終わった時に、体がボロボロになって余生を楽しめないんじゃないだろうか。
足が動かなくなったら寝たきりになるんじゃないだろうか。
最近そんな恐怖に駆られることか多く、未来の自分のためになるべく行ける範囲で運動しようと思った。
通勤の時になるべく歩くようにしたり、家の中でテレビを見ていてもストレッチをするとか、日常のちょっとしたところで体動かすように心がけている。
プラスして、ヨガやフラダンスなどもやってみたいと思う。 (何か教室に通えないか探し中)
あるいはお金をかけないでフラフープなどをやりたい。
銀色夏生の本は、今回は運動の毎日という本。
銀色夏生も、半年は運動すると言って毎日スポーツジムでいろんな講座に出てみて、ストレッチや運動を試している。
まだ子供も小さいので、私にはまだ真似できないが考え方はとても共感でき、大切なことだと思った。
コツコツと毎日運動したりその中から世界や人生の縮図を想像して行く事、そういう経験を私もしたい。
とにかく健康になりたい。
体が健康だと精神も健康な気がする。
私は健康だと家族の健康にもつながる気がする。
家族は元気だと私も幸せを感じる。
3つの過ぎを気をつけよう。
シンプルにそう思えた言葉だった。