※ネタバレ含みます

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メアリと魔女の花、見てきました!
米林宏昌監督が、「借りぐらしのアリエッティ」や「思い出のマーニー」の監督の方だという前情報だけ聞いて
「ジブリか」と思ってました。

もともとジブリは好きで、ナウシカや天空の城ラピュタはもちろん、
トトロ、魔女の宅急便、紅の豚、ハウルの動く城等、ほとんどを見てきました。

ジブリだからということで、アリエッティは映画館で見たのですが、自分的にはあまりピンとこず、マーニーはそそられませんでした。

ちなみに一番ダメだったのはゲド戦記・・・(米林監督は監督補助)
あと個人的には、柊あおいさん原作系の耳をすませばなどはちょっと・・・。原作を知っていて、好きなだけに別物だなと思いました。

という私の趣向から、今回の「メアリと魔女の花」は、子供が見たいと言わなければ見なかったです。
アリエッティとマーニーが金曜ロードショーで放送されて、
その合間にメアリの番宣があって、子どもが興味を持ったことから、じゃあ見てみようか、付き添いで、という流れ。

そのくらい、期待してなかったんです。

で、見てみたら・・・
あれ?意外と面白いかも?

でも素直に面白いって言っていいか戸惑いました。

しょっぱなから、「ラピュタっぽい」と思ったから。
ラピュタ、一番好きなんですよ。

序盤、魔女が追ってから逃げるシーンがあるのですが、
ラピュタで、飛行船がラピュタに到着して、パズーとシータが、
空賊たちが捕まったところを裏から周り助けようとするために、
ぎりぎりの崩れそうなところをなんとかわたり切るというシーンで、
ハラハラする場面を思い出しました。

さらには、魔法学校の中に侵入してしまうことになるのですが、
学校の中の説明や、主人公のメアリが「天才魔女」となってしまうところなど、こちらは「ハリーポッターみたい」と感じました。

ほかにも、魔女の宅急便みたいだなって思ったのは、
ヒロインの相手役になる男の子、ピーターは、トンボっぽい。
自転車で現れるところも、メアリをからかうところも。
最後、ピーターを助ける&一緒に事件解決するところ。

あと、魔法で初めてほうきで飛ぶところ、
ハウルの、カルシファーとの出会いの、星が降るシーンと似てた。

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魔女の花がきっかけで一時的にメアリが魔女になれることがストーリーの重要な部分なのですが、
それがどの程度の持続力なのかわかりづらかった。
力の継続が都合よいような。

なんか、文句ばっかり並べちゃってるかもしれませんが、
新しい世代の子供たちが始めてみたら、これかなり楽しいんじゃないでしょうか?
夢が詰まってる。私たちがラピュタを初めて見たときみたいなワクワクがあるんじゃないかなあ?

どうしてもジブリの今までの作品のパッチワークに感じてしまう。
そういうのがない状態で見たかった・・・(笑)

でも絵は抜群にきれいでした。
途中「この自然・・・写真かな?」って思うシーンがあるほど。

あと、何より良かったのは、アリエッティやマーニーみたいに
ヒロインの声優が棒読みじゃないこと!!
杉崎花ちゃん、うますぎる!!

あとはね~ 主人公のメアリがもうちょっとかわいかったらね。
天真爛漫なのはわかるけど、もう少し女の子らしい見た目でもよかったかも。
いや女の子なんだけど・・・序盤のシーンから、黒髪にでもなるのかと思ったよ。あれは別の人だったのね。

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このチラシだけもらったのですが、
おらないで写真を撮りたいと思ったら、夫におられてしまいました・・・
しかたない。

そしてこの「魔女、ふたたび」って、
これこそ、「魔女の宅急便のキキ」があっての再びかと思ったんだよね。

でも、きっとストーリーからすると「おばさんが昔、魔女だった」って意味でしたね。

子どもを抱きかかえながら見たので、途中ちゃんと見られてない部分もありますが、
テレビで放映されるようになったら、もう一回みてみたいです。

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