打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?、の映画を見てきた。

見ようと思った理由は、夫が見るっていうから。
そのくらい、興味がなくて前情報なし。

番宣みたいなものをテレビでちらっと見た気がしたけど、
前はドラマで、今回はアニメ映画にしたってところで、
声優さんが菅田将暉くんがやってて、ヒロインは忘れていた・・・(広瀬すずちゃんだった)

あと、ドラマの時とは年代を変えたって話をちらっと覚えていたけど
まさか映画館に見に行くとは思ってなかった。

そのため、やっぱり最近みたアニメ映画といえば、「君の名は。」を思い出すし、比較しちゃいました。

ネタバレを含む感想をここから書きます。

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典道は中学1年生。
なので周りの友達とヒロインのなずなも中1。

典道が朝友達たちと登校中、なずなが海で何かを拾っていた。

その日は夏休み中の登校日。
典道がなずなを気になっていて、
同級生もなずなに告白したいとか言い出して。

この時点で、なずなを好きな二人の本気度がわからなかった。
ちょっといいなと思ってる程度なのかなって感じ。

この男子友達同士がプール掃除に行ったら、なずなが水着姿でプールに寝ころんでいた。
プールに行く前に、先生に転向するお手紙を渡していた様子。

プールで3人で泳いで競争することになり、なずなが1位。
2位の男の子が、1位の人のいうことを何でも聞くってことになっていたんだけど、
最初は主人公の友達の男の子のほうが2位で勝った。
なので、なずなは友達のほうを誘った。

なずなが転校する理由は、お母さんの再婚で引越しをするため。
なずなは反発して、家出を試みる。
家出の時に付き合ってもらうのを水泳の勝ち負けでかけていたんだけど、
友達の男の子はこくりたいっていってたのに、約束をすっぽかしてしまい、
結局主人公がなずなと合流。
その途中でなずなはお母さんに見つかり、強引に連れていかれてしまう。

それを助けられなかったことから、典道が怒って
通りがかった友達に殴り掛かり、なずなの残していった荷物の中にあった、
朝海で拾ったボールのような、ガラス玉のようなものを投げたら、
まばゆい光に包まれて空間が歪み、Ifの文字が光る。
時間が戻り、水泳の競争のところに戻った。

そこで、今度は勝って、自分がなずなにお祭りに誘われる。
同じことを繰り返さなかった。

その不思議な球を、もしもこうしていたら、と思いながら投げると、
思った時点まで時間が戻り、それを劇中で何度も繰り返していた。

戻るときに、自分がいた現実とはちょっと違うところに戻ったりして、
何度も何度もやり直して、
なずなを両親に連れていかれないように頑張って・・・

最後に戻った世界はかなり特殊だった。

二人以外がいない世界ってことなのかな・・・と思ったけど、
酔っぱらいのおじさんがいたので、ちょっと違うのだろう。

私の感想としては、同じ話が何度か繰り返されるので、途中でちょっと飽きた。
もしも、を繰り返すところが面白いってことでこの映画が成り立っているのだから、仕方ないのかもしれないが。

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主人公の典道や友達がどのくらいなずなを好きなのかわかりづらくて、
中学1年生の男子だから仕方ないのかなと思って付き合ったけど、
そんなに好きそうに見えないのに、家でするなずなを一生懸命好きそうになっていくのが
私には合点がいかなかった。

あと、ヒロインのなずなちゃんがあんなに浮世離れした子だとは思わなかった・・・。
2次元ヒロインが好きな人にはいいのかな、あのイラストが。

そのイラストだけど・・・絵といっていいのかな?
最初こそ、きれいだな思ったりしたけど、最後のほうになってくるとどんどん雑なかんじに。
かわいい系のイラストだけに、余計にそれを感じてしまった。
アニメ好きのために作ったんかなっていうキャラ達。
主人公の典道やなずなの顔がちょっと崩れたかな?って思うところや、手の指が変な太さとラインだなって感じたところがいくつも出てきて、粗が目立ち始める。

ここで思い出すのは「君の名は。」で、そういうの感じなかったなとおもった。

悪いけど、学芸会とかであるように、最後締め切りまでに間に合わせるためになんとか仕上げたのかなってくらい、徐々に荒いところが目立ってきて、気になって・・・

終わってから、これ1800円で見たのを損した気分に。そこまで言ったら悪いかな・・・
でも君の名はの半分な満足感でした。きっと頑張って作ったんだろうけど・・・

中学生の時ってあんなだったかなあ・・・

唯一、なずなちゃんが「本当は駆け落ちなんてできないってわかってるけど、一日だけ好きな人と過ごしたかった」って現実をちゃんとわかってたのはよかったかな。

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