ファンタスティックビーストを観てきました。

ハリーポッターシリーズ大好きだったので。
子供の頃から原作を読んでいて、途中で映画が始まり、映画が始まったら原作を読まなくなっちゃった。
出演者が私には魅力的だし、魔法を使うシーンや登場者たちの表情が豊かで一層引き込まれたから、映画でいいやーって思ってしまって。

本好きな自分としてはちょっとどうかなと思ったけど、本を純粋に楽しめる感じでもなくなってきちゃって、ちょっと残念。

ファンタスティックビーストがハリーポッター関連の映画って聞いたとき、すぐ見に行きたい!って思ったんだけど、
HPを見たら、キャストにハリーポッターの人が誰も出てこなくて、しかも魔法使いじゃない人が「マグル」じゃなくて「ノー・マジ」になっていたり、全員大人だったりして、どうしようかな・・・と悩み始める。

やっぱり、映画館で観るチケット代は馬鹿にならないし、すごく見に行きたいと思えないと出せない!

ポスターの真ん中で眩しそうな顔をしている主人公っぽい男の人は、大人すぎて
ハリーポッターの時のファンタジーっぽさがなくって、引き込まれ切らなかった・・・

年末の紅白歌合戦で「君の名は。」の主題歌と映像のコラボがあって、「君の名は。」を見たい!と思ったんだけど、
それで映画館を探している時に、ファンタスティックビーストを目にしたら、一気にみたくなった!
タイミングがあるのかな・・・

結局、そちらを見てきました。
動物好きじゃないと面白くないかも、という批評を見てしまったけど、それでも・・・!
3D上映というのもあって、そちらにしました。

——–ここからネタバレを含むかも————————

もう、最初からドキドキ。
勝手に空くカバン。

「マグル用」というダイヤル・・・

主人公のニュートの表情なんか憂いを秘めていて、やる気があるんだかないんだか、
しっかりしてるのかしてないのか、ハラハラさせるんだよね・・・

でもあのなにかいつも噛み潰しているような、眩しそうな表情が、最後には癖になって、また観たいと思ってしまっています。
かっこいいと思っちゃった。

パン屋さんのふとっちょな男性と、カバンが入れ替わることで事が大きくなっていくんだけど、
入れ替わるシーンの時、自分の足元のカバン、つまり自分のカバンをそれぞれ持っていったようにしか見えないんだけど。
あんなに離れて対面でおはなししていて、相手のカバンを握っていくことに気づかないかなあ?
だから最初は、マグルの男性が、ニュートのカバンの中身を知りたくてわざと盗ったのかと思ったわ。

あの姉妹は、妹さんと姉はタイプが違いすぎて、もっと対立しているのかと思ったらそうでもなく。
妹さんは可愛いけど性格も良かった!そこがまた好感持てて、
最後も記憶をなくしたパン屋の男性に会いに行ってて、個人的には嬉しかったな。
ノーマジと交流してはいけないという掟?はどうなるのかと思ったけど・・・

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お姉さんは、ニュートがカバンに入っている時に、議会にそれを持って行っちゃったけど、
あれは自分が手柄を立てて、捜査局に戻りたかったのよね?
その後、牢屋に入れられた時に謝ってたけど、ああなることはわかっていたんじゃ?

最後、戦いでぐちゃぐちゃになった街を戻していく魔法使いたちは、忘却物質が含まれた雨を浴びながら修復作業をしていたけど、大丈夫だったのかな?

謎はいくつかありますが・・・

「ダンブルドア」とか「レストレンジ」という名前を聞いたときは、ぞくぞくした!
ああ、繋がってるんだって思って。

魔法の呪文も、スイスイ使いこなしていて、魔法学校のあのたどたどしい感じがなくて、かっこよかった。

死刑になるかもって寸前の、記憶を抜いて水に記憶を映し出すところや、
ニュートのカバンの中に広がる動物たちのエリアなど、ハリーポッターの世界を思わせるようになっていて、
それ知ってるよ!って誰かに言いたくなるほど。

事件がもろもろ終わり、ニュートとハンナがお別れするところで、
本ができたら、渡しに行く・・・ともじもじしてやりとりするところで、
ハンナはニュートが飾っていた写真の「レストレンジ」が好きなのかと思っていて、
それをニュートが「時間と共に変わるものだから」なんて言ってちゃんと否定してたのが良かった。

すれ違いのままストーリーが終わったらすっきりしないし。

映画が終わった~と思って、作中で気になった言葉を帰宅して調べたら
なんとこれは新シリーズで、これで終わりじゃないのね!
どうりで、最後、捕まった犯人が偉い態度がでっかいわけだ・・・
また脱走して騒ぎを起こすんでしょうね。

最後に、「オブリビエイト」じゃなく、雨に打たれて人間の男性が記憶をなくすようにわざと濡れに行くところで、
ちょっと泣けました。

アメリカが舞台で、大人が主人公なのと、街中で起こっていることだから、
魔法を現実の世界で結構使っていて(人間にはバレないようにって頑張って抑圧されながら暮らしているが)
そこがホグワーツ中心だったハリーポッターと打って変わって新鮮だった。

次もまた映画館で見たい!と思ってしまっている自分がいた。
にわかに湧き上がった「映画行きたいな~」くらいのノリから、随分ハマってしまったものだ!

箒には乗らないのかな~?
次も楽しみです。

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