毎年ゴールデンウイークが終わると、
「あ、花粉症終わってる」って思う。
毎年年末年始の浮かれようからじわじわと花粉症の脅威に首を絞められて、4月の新年度になって
だいぶあったかくなってきたよね~おかげで花粉がいっぱい飛んで苦しいね!!
ってなるんだけど
昨年、舌下免疫療法を開始した成果か、花粉症の予報が気にならないほど症状は軽くなった。
昨年11月から、花粉症対策としてシダトレンを飲んでたおかげ。
本当に効果があるのは2~3年経ってからって思ってたんだけど、
主治医から「飲んで次のシーズンからきっと軽くなってるって感じるよ」て言われてた通りだった。
昨年、思い出したのが10月で、
この治療は本当は花粉が飛ばない時期になって6月~が開始できる時期だったのにそれから4か月も経ってしまったー
って思いつつ、10月は風邪ひいたりして開始できなくて、体調が整ったのが11月、
効果を期待してなかったけどやってよかったと思う。
シダトレンという薬で始めたのだけど、これが液状の薬で、小さい袋状によくできたパッケージを
毎日、舌の裏側に貯めて、2分後に飲み込み、そのあと5分間は飲食もうがいもしない、っていうのを
半年以上続けてきた。
毎日週間にして大体同じ時刻に飲んだりしてて私には苦じゃなかったんだけど
ちょっと困るのが、この液状の薬は冷蔵庫保存だっていうこと。
今年のゴールデンウイークは新幹線移動を片道5時間したのもあり、保冷に苦慮した。
初めて処方されたときに、旅行に行きづらいなと思ってたけど、たいしたことないと思いきや、
保冷して持ち歩くって結構気を遣うんだなと思った。
そして、冷蔵庫に保管しているのもあって、実家に1泊とかのときは、忘れて行っちゃったりもした。
1回抜くぐらいは大丈夫。風邪ひいたときとか1週間薬をお休みしたこともあったしね。
ゴールデンウイークの直前に、この液状で冷蔵庫保存が必要なシダトレンという薬が、販売を取りやめることになって、
シダキュアという錠剤に移行するよ、って医師に言われた。
錠剤?!じゃあ常温保存ですか?って聞いたらそうだっていうから、
今すぐそれに切り替えたいです!って申し出たんだけど、シダトレンたくさん余ってるでしょ?って言われてしまい、
確かに2週間ちょっと分まだ冷蔵庫にあったため、断念。
もったいないでしょって。
すごく高い薬ではないけど、令和を迎えるための超大型ゴールデンウイークと、その時に新幹線に5時間乗ることが決まっていたため、
そっちに切り替えちゃいたいなって思ったんだけど
先生の許可が下りませんでした~。
もったいないのほかに、もう一つ理由があって、
シダトレンで副作用が出てなかった私も、シダキュアに切り替えるときに副作用テストみたいなものが必要だということ。
シダトレンの飲み始めもかなり慎重だったけど、シダキュアも似てても異なる薬だから、
最初は少ない要領から始める上に、最初の1回目を先生の目の前で服用し、30分間病院内で待機して様子を見なきゃいけないという徹底ぶり。
また、院内処方してくれる病院じゃないので、
1、先生の診察
2、薬の処方箋を受け取る
3、薬局で薬を受け取る
4、病院へもどる
5、薬を先生に処置してもらう(口の中に入れてもらい、1分間保持する)
6、飲み込んで、30分間別室で休む
7、30分後、先生に顔を見せる
って感じで、薬局との行き来と先生との何回かの接触という手間が必要だった。
風邪薬のようにほいほい飲み始めるわけにはいかないのだ。
あと、飲む前にちょっとした誓約書みたいなのを書くし(効果がない場合もあるとか重篤な副作用が起こる場合もありますとか)、
30分待っている間にも、飲み続けている間の心構えみたいなのを冊子で読んでおいてくださいとか
何かとやることがあった。
それでも飲み始めちゃえば花粉症の苦しみを軽減のためにこんなことで済むなら、って感じなくらい、気軽に続けられて
効果も出るんだからとっても嬉しい。
というわけで、半年ぶりに副作用チェックで病院で隔離室に軟禁され(笑)、お薬を変更しましたが
ちょこちょこ旅行にいく我が家なので、私にとっては今回の薬の変更は手間が掛かろうがとっても嬉しかったのでした!
全然関係ない人にも唐突に「花粉症の薬がシダトレンからシダキュアになるの~♪」って聞いてもらったくらい。(笑)
こんな話でも聞いてくれる友達がありがたいです。(笑)