1月19日 会社を辞めたくて、夫に心の底から訴えたら・・・(1)の続き

昨年のちょうど今頃まで、夫はうつ病で休職していた。

最近はやっと「普通の人」になったみたいだ、と言いながら安定した生活を取り戻したところで、会社でも特に問題なく仕事が出来ている様子。

私が、つらい、辞めたいと訴えたところで、ある意味達観した夫は
「深呼吸して」とか「気にしないことだよ」というような事をいって、なんとなく私の態度をやり過ごすことがほとんどだった。

夫はうつ病になった頃から、良くなる直前まで、通勤していた時も、休職して家にいた時も、
「僕、会社辞めてもいいよね?辛いだけだから」と私に何度も質問してきた。
通勤していたときなんて、お昼休みに毎日電話が来て、「もうやめたい、限界だ」と嘆いていた。

私は家計の細かい計算が苦手だから深くも考えず、半分無責任だったかもしれないが、
育休から復帰する気まんまんだったのもあり、私が働いていれば収入は0じゃないし、いいかなっていうのもあって、
「辞めたいなら辞めてもいい。でも病気が治って元気になって、その時によく考えてから辞めたいって思ったらいいよ」
と答えていた。

辞めたいと思うときに「辞めないで」と言われるとプレッシャーだろうなと思ったので、
気が済むまで「辞めていい?」「いいよ」という会話を繰り返しした。

そんなことがありながら、現在の私が「辞めたい」というと「頑張って働いて」と返してくる夫に、
ギブアンドテイクを言いたくないような気もするけど「自分だけが可愛いんだな」とがっかりした。

少し甘えたことを言うと、
あの辛い時期にあんなに支えたのに、とか
大黒柱は夫なのだから、私の薄給が数ヶ月ないくらい、見逃してよ、とか
そんなことを思った。

いろいろ不満をもちつつも、もう働くしかないんだろうな、と絶望的な気持ちになったんだけど、
本当に「このままただ我慢していたら、また私も鬱っぽく(抑鬱)になりそうだな」とも思った。

我慢強い性格が災いして、助けて!といった時には限界を超えていた、ということがよくあって・・・
自分で自分がどうなっちゃうのか心配だったのだ。

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子供を保育園に送ったあと駅に向かい、電車に乗る頃、動悸が激しくなって胸が苦しくなることが増えた。

ちょうどその頃、職場で全員受講必須の、ストレスチェックが有り、
思ったとおり、「高ストレス」で結果が引っかかったので産業医面談をすることになった。

産業医面談を待っているところだが、
今度は胃痛も重なった。

ストレスが胃にくることがよく有り、これも定期的に波が押し寄せる。
授乳中だったのもあり、胃薬は時間を選んでしか飲めなかったが、
断乳したのもあって、胃薬をフル活用して会社に通勤し続けている。

流石にわたしの弱りように夫は気づいていて相変わらずなだめて来て
「考え方を変えると楽になるから」
だの、「家計が狂う」だの「保育園退園しなきゃいけなくなる」だの言うので
それはそうだなと思いつつも、思わず言い返してしまった。

「私はあなたが辞めたい辞めたい言う時に、一度もダメと言ったことはないよね?
 あの辛い時にダメって言われたらもっと苦しくなったと思うよ。
 同じことをして返して欲しいとは言いたくないけど、いいよって全く言ってくれないのは
 人としてどうなの? お互い様っていう言葉知らない?思いやり全くないよね。」

夫は将来設計が(主に家計において)がっつりできているので、
それから外れるのが嫌なのだ。

長くなったので次に続く
1月19日 会社を辞めたくて、夫に心の底から訴えたら・・・(3)

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