職場の人間関係に疲れたらアドバイスしたいことの続き

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精神的に参ってしまい、体調を崩してまで頑張っているAさん。

辞めてしまいたいと思うこともある。
でも負けたくない・・・その思いが交互に湧いてくるとのこと。

私自身は、今までもそうで、辞めたければ辞めてしまっていいと思うし、
体調崩してまで会社に来るより、自分の体調や命、気持ちを大事にして欲しいと思う。

そうは言っても、入社してそんなに経ってないし、辞めるのはいいけど、
どうせ辞めるなら上司にちゃんと悩みや問題点を伝えてからにしたら?とアドバイス。

死ぬくらいならなんでもできる!のノリで、机上の空論みたいな話になっちゃうしだからうまくいくとは限らないけど、
やけくそでもいいのであらいざらい訴えてみたらということでAさんの背中を押した。

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上司に困っていることや要望を訴えるときのアドバイス

訴えるときに、感情に任せて何言ったかわからなくなると困るので、、
伝えることをどれにするか考えて、箇条書きで書いておくこと、
時系列順で説明すること、
伝える内容は、できるだけ記録してあるものから掘り起こすこと(証拠となるものが残っていることなど)、
できれば改善案や上長にどうして欲しいかを交えて話すこと、
をアドバイスした。

Aさんは素直に、A4一枚の紙にこれまでのことや伝えたいことをまとめて、
上司に面談の希望を出し、挑んでいった。

結果として、上司陣に困っていることは伝わったようだが、
即業務改善とはならなかった。

そんなに世の中甘くないよね。

Aさんが一番困っているのは40代女性(今後Xさんとする)の態度と仕事の仕方。
がつんというのも効果的とは思えないし、
進めている業務内容がどれだけひどいのか、実際近くにいる私にもわからない。
多分上長陣も、特殊な資格なだけあって、完全にはわかってないと思う。
(それはそれで問題だけどね)

Aさんは、上長に改めて話を聞いてもらったことは少しだけ心が落ち着いたようだ。
今までは話も聞いてもらえないと言っていたから。

即改善とはいかないけど、話を聞いてもらうって大事だなと思った。

「コンプライアンス窓口って知ってる?」

ただ、私が見る限りのXさんの言動は、機嫌がよさそうな時はいいんだけど、
Aさんがミスをしたときの怒り具合が尋常じゃないことや、
影でAさんになにを言っているかわかったもんじゃないことが気になるので、
そこはこの上長じゃなんかダメな気がした。

上長は、「Aさんにも問題があって、イラッとくる部分がある」と言っていて、
分かる気がするな~と思いながらも、それでもXさんきつすぎでしょ!と思った。

私の見解は、冗長にもAさんにも、Xさんにも言えず、また日々は過ぎた。

私はAさんが困り果てているのを見て、最後の手段を伝えた・・・

会社の「コプライアンスに訴えることもできるよ」と。


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マタハラを上司から受けた経験が役にたった^^;

私自身、過去に「妊娠してるのに”妊娠していない時と同じ仕事量をこなせるようになるまで休んだら”と言われる」ということに悩んでいた時があり、
コンプライアンス窓口になっている担当の方に話を聞いてもらったことがあるのだ。

今思えば、私もマタニティハラスメントを受けていることに気づかず、ただただ、その上司のことが嫌で、
つわりもきつくて、もう有給も使い果たして・・・という状況に陥った。

私も、上司のさらに上の上司に訴え、それとは別でコンプライアンス窓口に話を聞いてもらった。

コンプライアンス窓口は、人事の人が兼任していた。
最初は、人事○課などで話しやすそうな人を名簿から選んでメールで話しかけ(部署の席ではとても話せる内容ではなかったので・・・。)、その人がコンプライアンス窓口があると教えてくれて、担当者を紹介してくれた。

だから最後の手段とは、コンプライアンスに話を持ち込むこと。
ただ、持ち込んだからって全てが問題として扱われるわけではなく、ただ話を聞いてもらうこともできるし、問題だと扱われれば具体的に問題解決に向けて動いてもらうこともある。まずは困っていることを聞いてもらって、第三者的な立場からのアドバイスももらえる。

上長陣が動けないでいるので、客観的な意見を貰うのもいいかなと思ったのだ。

Aさんは最初尻込みしていたが、なかなか動かない部内の状況に私自身もやもやしていたので、
コンプライアンスの窓口にサッサと予約を入れさせた。

コンプライアンスの人に話を聞いてもらっても、速攻業務改善に効果があるわけではないが、
Aさんはより冷静なアドバイスをもらえたことで、少し表情が明るくなったような気がした。

冗長との面談もこのあともう一回あり、話し合いを重ねて行ったんだけど、
結局、なかなか状況が変わらず、Aさんは疲弊していった。

職場の人間関係に疲れたらアドバイスしたいこと 最後

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