近況整理2 退職か休職か

近況整理1

薬を処方されたものの、飲んで眠っても薬の効果が切れるとパタッと目が覚める。
残らない薬ってことで2時間とかなので、11時に寝ても深夜1時~2時の時計を見る羽目に。
そして、やっぱり薬は翌日確実に体に残っていて、なんだかだるい。
それでも、眠れないのがつらくて、あんなに拒んでいた睡眠薬も、この1週間は完ぺきに毎日飲んでしまった。

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その状態のまま、会社では新部長に、退職について相談しに行った。

新部長は、部署が違うときから自分の状況を相談していた人で、
わかってくれてはいたものの、自分が実際に私のいる部署に来た時に
にっちもさっちもいかない状況で、かなり頭を悩ませているのもわかる。

だけど、私も自分の健康状態からして限界だということも言わなければならない。

自分の健康、そこからくる家庭生活を犠牲にしてまで働きたい仕事内容とは思えず、
人間関係はかなり改善したのに、それを捨ててでも普通に眠れて、家族と笑って、余裕をもって家事もできる生活が欲しいと思うようになっていた。

部長にそれを伝えたところ「あなたの将来設計は?」と聞かれた。
そう来たか。

私はやりたいことがあるので、そちらができる生活をしたいと申し出た。
友達でもない他人に自分のしたい生活とその人生を語るなんて久しぶり。

それを嘘か本当か部長はふんふんと聞いて、「やりたいことがあるなんて志がたかいなあ」と感心してくれた。

部長はこの会社でやりたいことがあるから続けてきているわけで、
外に飛び出してやりたいことがある私に「じゃあ辞めてもいいな」と流れるかと思ったら
「この会社での仕事はほどほどでもいいから、続けてほしい」と言ってきた。

もうちょっとあなたと働きたいし、できるだけ続けてほしい、と。

私はそれを素直に受け取れなかった。
だって、人出不足が私の辞めたい理由の根本だと思うもん。
それで業務量に余裕がなくなりすぎて、私も精神的にきつくなった。
私がいなくなったら、もっと人が足りなくなる。
だから引き止めてる。

そうとしか思えなくて・・・。

とりあえず、退職を考えていることを再度伝えたが、
「眠れない、健康上の理由であれば、少し休職して戻っておいでよ」
と言われた。

退職日は一応伝えて、その話合いは終わり。

その後、私と部長は1週間会えなかった。
退職についての連絡も何もなし。会えないから?
私には動きが何もないように思えた。

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私も子どもの体調不良で休んでしまい、お互いすれ違いだったのだけど、
休んだせいでますます仕事がきつくなり、とてもつらい1週間となった。

会社を休み休みだったのが原因だけど、会社でも上司とすれ違いで退職のめどは立たないし、先が全く見えない。
睡眠不足の頭と体を引きずって、さらに仕事のミスは増え、その関係者に頭ごなしに怒られる。(その関係者は誰にでもきつく怒る女性なのだけども、それが余計に精神的に応えた)

これは続けられないな・・・と思いながら1週間が経ち、
数年ぶりに睡眠薬を処方された前回に「1週間後にまた来るように」と言われていたので
また行くと、今度は睡眠薬をもう少し増やされた。

増えても思うように眠れるわけでもなく、今回の初診で
「薬で何とかなるものではなく、業務量が原因でしょう」とのことを言われていた通り、
飲んでも翌朝、薬の副作用が残ってだるいまま会社に行くことになるのでつらくて、
薬は飲めなくなってしまった。

眠れないまま会社に行き、しびれを切らしてその時にいる別の上司に相談しに行った。
「10日ほど前に退職の相談を新部長にしたのですけど、あれから本当の限界が来てしまいました」と。

私は痛みやつらさに我慢強いほうなので、これ以上は
「会社を突然欠勤する」ようになる恐れがあるなと自分で判断したので、それよりは何か伝えてからやめたほうがいいだろうと思ったから。

人生でまだ無断欠勤はしたことがないんだけど、
いつ会社に行かなくなるかっていうくらい、頭も体も感覚が麻痺しているなあと思ったから。

その結果、ぎりぎりのところでその辺にいる人にSOSを出す結果になってしまったんだけど・・・

睡眠薬を増やされたときに、先生に相談して、辞めるとなると時間がかかる。
明日にでも会社に行かなくなりたい、という話になり、
休職の診断書をもらっていた。

そのことも伝えて、急遽、退職か継続か考えるためにも会社を休むことになった。
退職するといっても引き止められるしね、
私も、ワークライフバランスが取れれば退職をしなくて済むし。
まあ、ほとんど退職に気持ちは傾いてるんですけど。

以前も休職をしてしまったので、今回は給付金などはほとんどもらえない予定なのですが、
それよりなにより、もう本当に会社に行けないほど限界だった。

家事育児もできないって思うほどに。

こんなに突然会社を休むことになるなんて自分でも思わなかったけど、
ずっと会社員でいてくれと言っていた夫が
「もう無理するのはやめてくれ、会社休んで」と頼んでくるほど、
私は弱っていたみたい。

でも頼んでくれたおかげで、その日を境に会社に行かなくて済むようになった。

最終日、ただでさえきつい人員の中、簡易的ではあるけど引継ぎをさせてもらった。
2週間ほど前に、新しく課長が来たばかりで、その人がほとんどを引き継いでくれたけど、
申し訳ないことをした。

申し訳ないけど、私はもう限界だった・・・

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近況整理3 「会社から居なくなりたいです」

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