会社を辞める前にできることをやってみた結果(1)

前日に上司に、思ったことを全部ぶちまけた私。
上司の反応は意外にも柔らかく、全てについて話し合いたいとのことだった。

朝、おそるおそる職場のフロアにあがり、ドアを開け、こわごわ、でもいつもどおりを装って、出社。
「おはようございまーす。」
「おはようございます~^^」

にこやかな上司。

大人だなあ・・・

そして即「で、いつ話し合う?時間決めないとほかの業務に埋もれて話し合いが後回しになるから!」
と言われた。

おお、対応早い・・・!

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そして話し合う時間と場所を決め、話し合った。

私の業務については、無駄な庶務が多いので減らしたいということと、
根本的に、この課の方針・・・というか方針が見えず、計画性がないことや
業務がなんとなく割り振られて、ぬるっと仕事が回ってくることが不満であると伝えた。

休職した人、辞めた人がいるのに、その人がやっていた仕事の再分担がなく、
ボランティア精神で「あ、誰かがやらなきゃ」となってなんとなくやって、
わからないことがあっても既に前職がやめているから引き継ぎもできず、
周りからはその仕事を(私)さんがやっているのと認識された上で、
できないと怒られ、わからないことが聞けなくて調べるために走り回るという現象が起こる。

それで私は精神的に負担になっていた。

そのあたりのことについては、上司自身も負担になっていて、問題だなと思っていたようだ。
今回のことは、私と上司のさらに上の上司二人に言わずに、直接、本部長に伝えるつもりだと
上司は言った。

上の上司ふたりが、あまり現状を深く考えずに毎度毎度、私や同僚たちが不満を口にしても
なあなあにして、その場しのぎで対応してきた。

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そして辞める人がいると、上司のせいにしたり、ほかの課員のせいにしたりして、
根本的に自分たちのやり方が間違っているなどと考えてこなかった。

そのへんが膿のような現状を作っている。

上司二人をすっとばしてさらに上の上司に話をすることは、
かなり勇気のいることらしい。
「こういうことを間抜かして報告するからには、私は相当の覚悟を持って伝えるので」
と上司は言った。

上司がこの職場でどういうネットワークがあって、
どういうふうに周りと連携が取れているのかは計り知れないが、
私は援護射撃をすべく、キーパーソンに狙いを定め、
上司とは別の角度から動き、話をしていくことを決めた。

私は、心臓のことは心療内科に行き始め、
休職するように勧められた。
診断書も書くからと。
診断書をだしたら、その日から休職になってしまう。
体は確かにしんどいけど、ただ休職して回復して職場に戻ったところで、
この職場は多分変わらない。
それじゃ私の体調も変わらない。

そう思って、休職前に上司やその周りに伝えていくことが必要だと思った。

遺言でも伝えるような気持ちで、
わたしが今どういう現状で、原因と思えるストレスは何か、ということを
ある人たちに伝えるべく奔走しはじめた。

会社を辞める前にできることをやってみた結果(3)

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